連結決算特有の作業をExcelで実施していたが、連結決算システムiCASを導入したことにより検証を含めた事務負担が大幅に軽減。
当社は、連結決算作業について、連結決算が義務付けられた平成10年度当時に作成した簡易なExcelシートを修正しながら「内部取引の相殺消去」、「キャッシュ・フロー計算書の作成」といった連結決算特有の事務処理を単体決算作業と平行して進めていた。 しかし、財務報告の正確性が求められる中、その対応の一環として、連結決算システムの導入を決定した。
複数社の連結会計システムを比較・検討した結果、以下のポイントが決め手となった。
連結決算システムを導入することにより、検証を含めた事務負担が軽減され、単体決算を含めた決算スケジュール全体の緩和が図られた。
連結財務諸表は今後、国際会計基準のコンバージェンスが進行する過程で様式ならびに勘定科目の変更が予定されており、適宜その対応を行っていく必要があると考えている。