連結決算をExcelで実施、作業の煩雑さとリスク対処として連結システムを導入。システム化による効率化・精度向上・新しい担当者の育成など業務改善を実現、 業務処理基盤を確立。
Excelを利用した手作業による業務を2名体制で実施していたが、子会社増加等により作業が年々煩雑化し、Excelを利用した連結決算手続を続けることが難しくなっていた。
また、作業ノウハウが必要な処理もあり、業務が属人化していた(Excelのマクロ修正など)。
内部統制(J-SOX)の対応も迫られ、連結業務が抱えているリスクを洗い出し解決策を検討。連結会計システム導入により、リスク解決を行うに至った。
【連結決算業務のリスクへの対応】
新しいシステムの選定に当たっては、各社製品の検討を行った。 iCAS選定に当たっては、他社がオプションとしている機能をAll In Oneとして提供されていること。 更に、価格や手厚いサポート(会計士・コンサルタント)など総合的に判断を行い採用に至った。連結会計に関わる課題に対して一緒に対応を行える会社と判断した。
手作業で行っていた連結仕訳作成及びチェックについて、iCASの連結自動仕訳機能により仕訳が自動的に作成。以前と比べ仕訳作成とデータ入力が大幅に削減でき、チェックにパワーを掛けられる様になり、業務改善が大きく進んだ。 子会社増加時はExcelのメンテナンス作業が煩雑で負荷が掛かっていたが、 iCASではマスタを設定するだけで簡単に行うことができるようになった。 作業手順の整備も完了し、脱属人化・効率化について評価が得られた。 また、システム化の恩恵であるDB化によって 連結決算の内容を共有化出来る様になり、連結決算・経営状態について比較・分析・検証できるようになった。 当初の目的以上の成果を上げることができた。
いままでの作業を更にすばやく・タイムリーに精度アップ及び精緻化を目指して対応を行っていきたい。iCASツールを有効に活用していきたい。
iCASの導入により、連結決算業務をスムーズに実行することが出来る様になりました。 今後の制度変更(包括利益・過年度遡及対応)へのシステム対応や、決算時のサポート対応を引き続き宜しくお願い致します。
企業名 | アネスト岩田株式会社 |
本社 | 横浜市港北区新吉田町3176 |
設立 | 1926年5月 |
資本金 | 33億5,435万円 |
事業内容 |
|