iFUSIONで既存のExcel資産を活用。キャッシュフロー作成の効率化を実現！

株式会社ジャムコは航空機の機内内装品や機器、航空機シート、などを製造する一方、航空機の整備事業を併せ持つ、航空機に特化した総合企業です。創業者が掲げた『士魂商才』の精神をベースに、品質の良いサービスを提供しています。その姿勢は世界のお客様から高い評価を得ています。

左から、経営企画部　佐生様、藤田様
情報システム部　中田様

導入の経緯

計画のキャッシュフロー作成から、予算管理システム化の課題

── iFUSIONを導入していただいた経緯を教えてください ──

始まりは計画のキャッシュフローをどうやって作成するかという課題があり、予算編成も含めて一気にシステム化する計画でした。しかし、現状のExcelを多用する予算編成の仕組みを変更するようなシステム化は難しいと考えていました。
そのため、既存のExcelを使用する方針でシステム化の検討をしていた中、インプレスにExcelを集計する仕組みがあることを知り、問い合わせをしたのがきっかけです。

もともとインプレスは連結決算システム「iCAS」を導入していることから、会計に強い会社という認識がありました。今回のシステム化は会計の知識がない会社には依頼ができないと判断していました。

今までの課題

電卓とExcelを駆使した手作業

── 今までの課題を教えてください ──

色々あるExcelデータからどうやったらキャッシュフローが作成できるか、ここが一番の課題でした。キャッシュフローを計算するのに、プログラム化されていない状況で、手作業で必要なデータを集め、電卓とExcelを駆使してシミュレーションを行っていました。当然、かなりの時間を費やしていました。また、作成してみたものの、その数値が正しいのか評価できない状態でした。システム化を行い、アドバイザーと一緒にキャッシュフローを作っていく必要性に気づきました。

経営企画部ではExcelを多く使用しており、その資産をなくすことは検討できませんでした。既存のExcel資産を活用して、集約集計できるiFUSIONはかなりのメリットがありました。

導入の効果

予算編成に関わる工数は半分に圧縮できています

── iFUSION導入後、効果はいかがでしょうか ──

経営企画部の予算編成に関わる業務工数は半分に圧縮できています。今までは前述のとおり、必要なデータの収集や集約にかなりの時間を費やしていました。 iFUSIONでは各部署の担当者が任意のタイミングで数値をアップロードできるため、データの収集は各段に早くなりました。数値の作成途中でもアップロードができ、速報値で集計、確認ができるのは大きな効果です。

また、数値の転記が不要になりましたので、数値の精度が上がっています。 iFUSIONはExcelベースなので、細かい修正やレイアウトの変更が容易にできるのもメリットの一つです。システム的には最終的にDr.SUMにデータを流して予実比較を行っています。連携も問題なくできています。

今後の展開

iFUSIONでシステム化した予算編成業務の全体像を知っている担当者が少なく、担当者がいなくなった際にどうすれば・・・という不安があります。

インプレスに連絡すれば何とかなりますが、経営企画部内で、他にも何名か利用できるように広めていくのが必要です。今後も色々な課題はありますが、 iFUSIONを使ってどこまで情報を収集し、分析していくかこれからの検討になります。

インプレスへの期待

── iFUSION導入後、効果はいかがでしょうか ──

インプレスには長期にわたって、廉価なサービスを提供してもらっています。問題が起こっても救急車のように駆けつけてもらっています。スタートして2年ですが、今後も長いサポートを期待しています。

企業情報

企業名	株式会社ジャムコ
URL	http://www.jamco.co.jp/
本社	〒190-0011 東京都立川市高松町1丁目100番地
設立	昭和30年9月
資本金	53.6億円
従業員	3,171名（連結）1,246名（単体）2017年4月1日現在
事業内容	航空機内装品事業、航空機器製造業、航空機シート事業、航空機整備事業