パーソルグループは人材派遣のテンプスタッフ(現パーソルテンプスタッフ)を1973年に創業以来、多様化する労働市場のニーズに対応すべく雇用・労働に関するさまざまな領域に事業を拡大し、2008年には持ち株会社テンプホールディングス(現パーソルホールディングス)を設立。
以降、成長戦略の一環としてM&Aを強化し、設計・研究開発の日本テクシード(現パーソルR&D)、そして転職サービス「DODA」やアルバイト求人情報サービス「an」を運営するインテリジェンス(現パーソルキャリア)の株式を取得するなど、2017年3月時点、国内外で90社、490拠点にてサービスを提供しております。
左から、グループ経営企画部 佐藤様、本山様
── iFUSIONクラウドの導入を検討していただいた経緯を教えてください ──
パーソルホールディングスの予算策定とパーソルグループの月次業績管理をExcelで運用していました。
現状の運用は、Excelのフォーマットを各部門や子会社に配付、収集から集計までの作業において経営企画の社員工数が掛かかり生産性が悪いという状況でした。
Excelフォーマットの配付から集計までの工程をなんらかの形で改善できれば、スピーディに情報を集約することができ、
本来の仕事である数値分析や考える時間が作れると想定していました。本格的な管理会計システムを導入するには時間がかかるため、
「即効性」「短期的」に効果が得られるシステムを検討していました。
── iFUSIONクラウドに決めていただいた理由はなんでしょうか ──
主に「短期的に導入できる」「費用対効果が見込める」という2点で比較検討し、iFUSIONクラウドが他社製品・サービスより、当社に適合していると判断したからです。 具体的には、以下のような点から「短期的に導入できる」と判断しました。
加えて、「費用対効果が見込める」という点においても、削減できる工数と、iFUSIONクラウドの利用料金を比較し、IT投資として効果がでると判断しました。
── iFUSIONクラウド導入後、効果はいかがでしょうか ──
最も効果を実感しているのは、予算ファイルの集計から資料作成の業務です。
これまで各社からエクセルを回収し、まずはファイルが壊れていないか、バージョン違いのファイルを送っていないかを確認した後に集計していたため、
1~2日かかっていた作業がわずか数時間で終わるようになりました。
より具体的には、集計は一瞬で終わり、そこから多少エクセルで加工したり、PPTに張り付けたりする等の作業を1、2時間程度で行うだけで、
経営陣への報告資料を作成できるようになりました。 月次業績管理業務も、今までチェック含めて1日かかっていた作業が、数時間へと短縮しました。
── 今後の展開をお教えください ──
パーソルグループ内の各事業会社での利用を検討しており、すでに現在、DODAやan等のサービスを提供しているパーソルキャリアでも導入を進めています。 10年前にあるコンサルティングファームがアクセス2003で作成し原因不明のエラーが多発していた業績管理システムを廃止し、 iFUSIONにリプレイスするプロジェクトを発足しました。
iFUSIONクラウドは自由度が高いですね。用途が固定のシステムより、当社の場合は自由度の高いシステムが業務に当てはまりました。 インプレスのイレギュラー対応や問い合わせの対応も速く、iFUSIONクラウドを選択して正解でした。今後は利用方法や活用方法の幅広い展開を期待しています。
企業名 | パーソルホールディングス株式会社 |
URL | http://www.persol-group.co.jp/ |
本社 | 〒107-0062 東京都港区南青山1-15-5 |
設立 | 2008年(平成20年)10月1日 |
資本金 | 17,465百万円(2017年3月31日現在) |
従業員(連結) | 32,654名(2017年3月31日現在) |
事業内容 | 労働者派遣事業・有料職業紹介事業等の事業を行うグループ会社の経営計画・管理並びにそれに付帯する業務 |